LUNA 骨盤底トータルサポートクリニック内

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アートメイク・パラメディカル

パラメディカルピグメンテーション相談外来

パラメディカルピグメンテーションとは、先天的な皮膚疾患や後天的に受けた外傷による瘢痕などの再建を、アートメイクの技術を用いて行う治療です。アメリカでは1970年代より行われている技術で広く浸透しており、近年日本でも注目されてきています。つまり、美容で行われているアートメイクを医療目的にしたものがパラメディカルピグメンテーションなのです。

現在では、多くの施設でパラメディカルピグメンテーションが導入されるようになりました。パラメディカルピグメンテーションの適応疾患としては、外傷後の傷跡・熱傷によるケロイド・白斑に対してのカモフラージュ、頭髪脱落部位のカモフラージュ、口唇口蓋裂の術後に対し唇のカモフラージュ、乳輪縮小や陥没乳頭の術後に乳輪の輪郭のカモフラージュ、乳がん術後の乳輪乳頭の再建などです。特に当院で力を入れているのは、抗癌剤治療の副作用である眉脱毛に対してのパラメディカルピグメンテーション(アートメイク)です。
がんの治療において、抗癌剤は重要なものの1つです。手術前や手術後の抗癌剤治療はある一定の期間の投与であるので、一時的に脱毛をしますが、抗癌剤の投与が終われば、また自然に頭髪・睫毛・眉毛は生えてきます。しかし、残念ながら再発してしまった患者さんは、長期に抗癌剤投与が必要になるので脱毛は続きます。特に、この脱毛だけは避けたい患者さまもおられ、脱毛の頻度が低い抗癌剤を使用しますが、その分、治療の選択肢は少なくなってしまいます。また、この脱毛の対策としては、頭髪に対してはウィッグ、睫毛に対してはツケ睫毛、そして眉毛に対してはパラメディカルピグメンテーションがあるのです。
がん治療の分野において、今、もっとも注目されているものはアピアランスケアです。アピアランス(appearance)とは広く「外見」を示す言葉で、アピアランスケアとは抗癌剤治療などによる、がん患者さんの外見に関する諸問題を医学的・技術的・心理社会的支援をすることです。『がん患者に対するアピアランスケアの手引き(金原出版)』において「化学療法による眉毛の脱毛に対してアートメイクは有用か」は推奨グレードC1bと低い推奨とされているのが現状です。今後はこのエビデンスレベルの向上に寄与したいと思っています。パラメディカルピグメンテーションが多く行われるようになったことは喜ばしいことですが、やはり安全性や副作用に対しての対処などは非常に重要と考え、今回、当院ではパラメディカルピグメンテーション相談外来を開設にいたりました。最後に、アートメイクを美容から医療へのかけ渡しをすることが、これからの自分の仕事であり、パラメディカルピグメンテーションを通して、少しでも多くの患者さんの笑顔に貢献できるように努力していきたいと思います。